第8回 初期イメージボードより 2006.3.27公開

今回はZERONの火蓋のごく初期のイメージボードのお見せしましょう。
このコーナーでこれまでもキャラクターの変遷などを扱ってきておりますが、イメージそのものはこのごく初期に描かれたものから大きくイメージは変化してないです。

第一話冒頭、親ロボット(ゼロンタイプ)と主人公の出会いのシーン

ほぼ本編で使用されたものと同じですね。しかしこれ自体は2004年末頃に描かれました。
この頃からここのイメージは確固たるものとして決まっていたわけです。


美術イメージボード

主人公の不思議少年ゼロンとヒロイン少女あかりが出会う戦後復興の街、「四区」のイメージスケッチ。
人にもよると思うけど、こういう風に作品イメージをビジュアルとして作成して編集者に見せて説明、協議してるわけですね。
これもまた殆どそのまま採用されました。戦後直後の都会風ですね。
連載が決まるまでこういうのが作品ごとにいっぱい描かれてはボツになってしまい込まれたり、新たな作品の元イメージ(流用とか)になったりするのです。
神宮寺氏も勿論、ものすごくいっぱいこういうボツを重ねて今回の連載が決まったのです(涙)。現在連載目指して持ち込んでる人も頑張って〜!



イベントイメージボード

こちらは本編で発生するイベントの説明イメージスケッチ。
暴走ロボットの脅威が日常的な街や、主人公が機械信号音でコミュニケーションするのもこのへんから決まってしました。
まあだからこそ初期は主人公の名前に「ピースケ」なんて名前がつくことになろうとかしてたのですが(笑)。
というわけで、第一話は大体において連載前に考えていた通りの内容で描かれたのでした。



ではまた次回!

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