Lesson 03 さあ!レイアウトだ!レンダリングだ!
2007.6.2

前回「モデラー読み終えました」から約2週間が経過しましたが、その後どうなってるのか?というと、
「劇的に進歩とか成果が出てて楽しいッス!」
状態ですよ!おお!まあこのへんあまりにその作業に掛かって忙しすぎで、サイトの更新の区切り的に
切り上げられない感じなのです!うひゃー。
まあちょっと休憩がてら、ここらで報告入れましょう!

カメラが動かないとどうにもならん!
LightWaveでは、素材を作るソフト「モデラー」と作った素材を使って作品としての画面を作る「レイアウト」ってのが別になっています。
この二つは別の作業ですので、同時進行で学んでいっても良いのですが、私はモデラーをまず一通り目を通してから、にしました。
でもこれ、同時にやっていった方が良いです、今ならそう思う。
モデラーが適当に使えて素材を作成できるようになったら、すぐレイアウトで「こういう風に画面を作れる」ってのをやった方が、
このソフトを習得するモチベーションともなることでしょう。
まあ買った直後にレイアウトでレンダリングできるボタンまでは見つけてやってみたんですが、
「打ち出す画面の解像度の変え方が分からない」とか
「カメラの角度の変え方が分からない」で、そりゃモチベーションが上がるはずも無かったのでした。

で、「レイアウト」の勉強をはじめ、即「カメラの動かし方」と「打ち出し解像度の設定メニュー」は分かって、
これで打ち出すことだけは出来る!とだいぶやる気が出てきたのでした!

レイアウトを起動するとまずこの「アイテム」ってメニュー画面になってます。
これでカメラを選択して動かすと、動くことは動くし、画面表示が今「パース」になってますけど、これを「カメラ」にすると、
正にカメラで見てる画面には出来ます。しかし、上下左右前後に動かすことしか出来ず、角度調整は出来ないのでした。
Swft3Dじゃそれで大体操作出来たんで、余計に「あれーこれではうまくいかない??」感があってね…。
それはー、「アイテム」メニューの後ろの「形」で、デフォルトでは「移動」ってのが選択されてるからなんですね。
ここを「回転」ってのにしないと動かないんです。これが分かって初めて自由自在に角度調整できるようになるわけです!
ああ、知ればなんでもないことが、適当にやってるだけではなかなか分からないこともあるのでした…(笑)
そして打ち出し解像度は、画面下の「カメラ」の「プロパティ」で設定できるようになってるのでした。
さあ、では早速やってみましょう!カメラを好きに動かし、大きく解像度を取った結果の、初のレンダリングを!

これは、「Lesson01」で作ってた、「ポイント複製プラス」機能で作ってた、ばらつきのある人形モデルです。
おや?なんか螺旋が見えますが、これは?やはりLesson01で作ってた螺旋ですね?なんでここに?
これ、同じモデラーファイルで、「レイヤー」を替えて同時に作成してたんですけど、そのままでやってると、レイアウトに移した時に、
全部同時に入っちゃうんですね。それで混ざっちゃってるのでした。レイヤーが違うので別素材として扱えますが、この時は撤去せずに
ぞのままレンダリングしてます。
表面の色とか感じの設定をなーんも施してないので、殺風景なものですが、カメラが角度つけられて、解像度が大きく取れただけで
この時は満足なのでした。これは5月15日、前回の更新の翌日の夜です。

色もつけないとダメじゃん!
当然次は色!というわけで、色設定は、二冊目マニュアルの「レイアウト」をすっ飛ばして、三冊目のマニュアル「サーフェイス&レンダラー」です。
操作は再び、モデラーに戻ります。
ここのメイン縦メニューの「色・質感設定」ですね。
ううっ、なんかやたら色々設定する項目が多くて眩暈がしますが、恐れずにやってみましょうっ!

作ってみるのはメタル配管にしてみましょう(なんでよ?)。
おお、「テクスチャー表示確認画面」でもう設定が反映されてそれっぽく見えてきました!

おお!素晴らしい!メタルメタル!置かれてる床部分も同じ素材なので、すごく鏡のように映りこんでいますね!
あれ、パイプの末端がつるんと丸くなっちゃってますね?
そう、これは「スムージング」という、ポリゴンの角を表示させずつるんと表現しなさい、というのが強くて、
パイプの角まで落としてしまってるのです。ので、直角みたいにきつい角度は落とさずにエッジとして表現しろ、と再設定すると

ちゃんとなりました!やった!
ついでに、「アンチエリアシング」をかけて、画面を上のものより高品質にさせてみています。


ぴかぴかのツルツル、鏡面処理設定強し。
鏡のようにパイプが映りこみます。

つやを落とし、鏡面処理も抑えてみました。
鈍い輝きが別の美しさを出しています。


前日初めて行った、人形のモデルにも設定してみましょう!
おお!頭の角はきれいになめらかな球になり、身体の四角いのはそのまま!素晴らしいぞ!
この画面はさらに、「被写界深度」という、カメラのピントが合ってたりあってなかったりする事で画面のリアルさを出そうという
機能のテストもしてみています。よく見ると後ろの方がぼやけてる感じでしょう。「開放F値」とか実物のカメラには詳しくないのに
色々設定して、それっぽいのを探すことになったのでした。


これは上のものと同じ素材ですが、今度は照明設定が違います。
これまでの照明は全て「平行光」、太陽の光のようなものだったのですが、これでは「面照明」にしています。
面が発する、指向性の弱い「ぼわっ」とした光なので、影のエッジがソフトになってるのです。
これでよりリアルな感じになるわけです。

と!いうわけで、5月16日もいろいろやって疲れました(笑)。
この2日は大変色々進行した感じですが、別にこの日に限ったわけじゃなくて、目で見て結果がわかることに反映されると、ってことですね。
やる気も出て良いのです。

ではまた次回!

このコーナーのトップへ戻る  前のページに戻る  次のページへ行く